偏頭痛・緊張性頭痛について
偏頭痛
偏頭痛はこめかみの辺りを中心にズッキンズッキンと痛むのが特徴の頭痛です。偏頭痛と片頭痛は同じものです。片頭痛と書くと医学用語で、偏頭痛と書くと一般用語であると言われていますが、どちらも同じものです。
主な偏頭痛の症状
・ズッキンズッキンと脈に合わせた痛み
・頭の片側だけのこともあれば、両側が痛むこともある
・女性に多い(男性の約4倍)
・一回の頭痛は、数時間~3日くらい続く
・頭痛に伴って、気持ち悪さや吐き気、嘔吐を伴うことがある
・頭痛の「前触れ」が起こることがある。光・音・においなどに過敏になったり、目の前がチカチカするなど
・ストレス、疲労、飲酒、気候の変化、月経前後、喫煙などで悪化する
偏頭痛の痛みは、血管の痛みと言われています。血管が何らかの原因で過剰に収縮し、収縮状態から広がるときに痛みを起こすと言われています。
従って、血管の拍動に合わせて「ズッキンズッキン」と痛むのです。
血管は、自律神経の働きによって支配されています。自律神経のコントロールが出来ていないと偏頭痛を起こしやすくなるのです。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経と副交感神経は正反対の働きをします。
交感神経の働き
血管を収縮させる、心拍数が上がる、血圧が上昇する
副交感神経の働き
血管を拡張させる、心拍数が下がる、血圧が低下する
一般にストレスを受けると交感神経が優位になり、身体は緊張状態になります。偏頭痛ではこの自律神経のバランスが崩れていることが多く見られます。
リガーレ・カイロプラクティックでは・・・
自律神経と背骨は深い関係にあります。背骨の調節を行い機能を正常にすることによって、自律神経のバランスが整い、偏頭痛の改善が期待できます。特に首の上部(上部頚椎)が重要で、上部頚椎に問題が見られることが多いようです。
偏頭痛は、ひどくなると日常生活にかなりの支障をきたします。偏頭痛がひどくて仕事を休む人もいるほどです。つらい偏頭痛はカイロプラクティックで改善しましょう。
緊張性頭痛
首や肩の筋肉が硬く緊張すると、頭痛になることがあります。
首や肩の筋肉が緊張状態になると、血行が悪くなり、循環不良のような状態になります。この結果頭痛が起こってしまうのです。
このタイプの頭痛は、こめかみや後頭部、頭全体が重いような、締め付けられるような痛みとなることが特徴です。片頭痛の場合、ズッキンズッキンと脈打つような痛みがするので、痛みの性質が異なります。
そして、多くの方は「肩や首がつらくなってくると頭痛がする」ということを訴えます。
現代人はデスクワークが多く、パソコン仕事が多いため、姿勢も崩れがちです。眼精疲労や睡眠不足、精神的なストレスなど様々なことが関わってきます。
よく見られるタイプの頭痛は、以下のケースが多いです。
- 頭の付け根(後頭下筋)の緊張による頭痛
- 首の筋肉(胸鎖乳突筋)の緊張による頭痛
- 肩の筋肉(僧帽筋)の緊張による頭痛
リガーレ・カイロプラクティック横浜では・・・
まず、問題となっている筋肉をしっかり見極めます。その筋肉をほぐすことで頭痛は治まっていきますが、根本的な解決を目指すには、頚椎の可動性をつける治療や、姿勢を正す施術が不可欠になってきます。リガーレでは頭痛を取るだけでなく、再発防止のための施術も行っています。