走った後に始まったふくらはぎの痛みの出る27歳男性 (IT企業勤務/ 横浜市みなとみらい在住)
初回の状態
大学を卒業してからはあまり身体を動かせていなかったため、久しぶりに週末に走った。10キロほど走った後に右ふくらはぎの内側に痛みが走った。これまでは特に大きなけがをしたことはない。1週間ほどで痛みはなくなったので、翌週末に走るとやはり痛みが出た。2週間休んでみても、やはり走ると痛みが出る。
整形外科を受診すると、骨には異常はなく、筋肉を痛めているだけなので走る距離を減らし徐々に伸ばすように言われ、湿布を処方された。クッションのある靴を勧められたが、今では2キロほど走っても痛くなり、改善が見られない。筋肉の問題なら民間療法を、と思い整体やマッサージに通うも、一時的に筋肉がゆるんでも改善はしない。
最近の体重増加もあり、せっかく身体を動かすモチベーションが上がったので、なんとか続けたいという強い希望がある。インターネットで調べてスポーツ障害もしっかり勉強していそうな印象を受け、リガーレ・カイロプラクティック横浜を受診した。
検査結果
- 右の後脛骨筋の過剰な緊張と圧痛
- 右踵骨の回内変位
- 右アキレス腱の短縮
施術後の変化
3週間で5回の施術を行い、痛みは5キロ走っても痛みは出なくなった。現在は継続的にカイロプラクティックを受けながら、走る距離を伸ばしていく。
コメント
この方の問題は、急に運動をしたことによって後脛骨筋に過剰なストレスがかかり、炎症が起こってしまったことが原因でした。
要因としては、体重の増加、踵やアキレス腱の状態が悪いことがあります。体重を減らすために、無理のない範囲で食事制限をしていただきました。その間、足部の筋肉と関節に対して柔軟性をつけるようアプローチしたところ、良好な反応が得られました。
また、慢性化の原因としては靴の選択も良くなかったと考えます。施術後の効果を実感していただいてから、コンクリートの上ではなく芝生の上を裸足で歩くようにしていただきました。
クッション性のある靴は足への負担を和らげる一方で、足の筋肉をバランスよく使うことを妨げてしまいます。痛めないようにパーツをケアし、ステップバイステップで練習をすることで、痛みなく走れる距離が増えてきています。消費カロリーが増え痛みのストレスも減ったので、体重も2キロと順調に落ちています。
足の痛みでカイロプラクティックや整体をお探しの方は、横浜駅近くにあるリガーレ・カイロプラクティック横浜にお気軽にお問い合わせください。