産後3ヶ月。ギックリ腰をやってから腰の不調。(20代女性)

産後3ヶ月。ギックリ腰をやってから腰の不調。(20代女性)
産後3ヶ月。ギックリ腰をやってから腰の不調。(20代女性)

一ヶ月前に強い腰痛があり、その後接骨院に通って痛みはだいぶ軽減しましたが、赤ちゃんのオムツ替えなどで前かがみの姿勢が続くと、再び腰に強い痛みを感じるようになりました。まだ産後3ヶ月で、骨盤の状態も気になってリガーレカイロプラクティックへ来院されました。これまで腰痛の経験がほとんどなかったため、不安を感じていたとのことです。

<初診時の状態>

・腰の反り返り(前弯)が強く、その影響で下部腰椎に負担がかかっている

・可動域検査では痛みの誘発はなし

・お腹の奥にある大腰筋に強い緊張・

・太ももの裏側(ハムストリングス)にも強い緊張

<施術と経過>

産後特有の姿勢の変化により腰部が不安定になっていると考え、骨盤矯正を中心に施術を行いました。

初回は、過度な腰の反り返りを改善する方向で腰椎を調整し、骨盤自体は不安定な状態にあったため、お尻の筋肉の緊張を緩める施術を行いました。また、腰の反り返りに関係する大腰筋や、前屈動作に関与するハムストリングスもしっかりと緩めました。

2回目(10日後)の来院時には、腰の痛みは消失。

ただし、骨盤の不安定感はまだ残っていたため、盤の安定を目的とした骨盤矯正を継続的に行うことを提案し、メンテナンス的に3週に一度のペースでの施術を推奨しました。

担当 日野コメント

元々腰が丈夫な方でも、産後は骨盤が緩みやすく、腰の反り返りが残ることで腰への負担が大きくなります。さらに、赤ちゃんの抱っこやオムツ替えなどの前かがみの姿勢が加わることで、腰への負荷は一層強くなり、注意が必要です。

このように産後は骨盤の不安定さと姿勢の変化が重なるため、些細な動作でも腰を痛めてしまうことがあります。

そのため、骨盤矯正を含めた適切な施術を受け、必要に応じて骨盤ベルトなどのサポートアイテムを活用することで、産後の腰痛を長引かせずにケアすることが可能です。

産後の腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。