顎関節症・顎の痛みについて
あごやあご周囲の痛みはとても多く見られる症状です。
あごの構造ですが、顎の関節は左右に一つずつあります。頭蓋骨のくぼみに下顎骨がはまっているような構造になっています。関節の中には、関節円板というものが挟まっています。
顎を動かす筋肉は、顎に直接ついている筋肉がメインです。咬筋や側頭筋、翼突筋(内側、外側)などがあります。顎を動かすのは、顎に直接ついている筋肉だけではありません。顎の動きに連動して首の筋肉も使います。そのため首の筋肉の緊張によっても顎に痛みや違和感が出てしまうこともあるのです。
また、顎関節の場合、関節円板の問題がよく見られます。顎を開け閉めするときに関節円板が動くのですが、関節円板は不安定なためにズレやすくなってしまいます。顎の開け閉めに伴って関節円板が引っかかるようになってしまうと、開け閉めに伴ってカクカク、ゴキゴキと顎から音がなるようになってしまいます。
顎に痛みを起こす原因
①顎関節のズレ
顎関節の左右の変位により、関節自体や関節円板の引っかかりを起こしてしまいます。簡単なチェック法としては、上歯と下歯での位置を見たり、顎の先端と鼻の位置などを見ていきます。
②顎関節周囲の筋肉の緊張
顎を開け閉めする筋肉に緊張があり、うまく顎を動かせていない状態です。咬筋、側頭筋、翼突筋などに問題が見られます。
③頚椎(首)のズレ、首の筋肉の緊張
顎を開け閉めするには顎関節だけでなく、頚椎(首)や首の筋肉も働かなくてはならないのですが、頚椎や首の筋肉に問題があることで、顎のバランスを崩して顎に痛みを起こしている状態です。
リガーレカイロプラクティックでの顎への調整について
顎関節症、顎の痛みには上記のように様々な要素が関係します。リガーレカイロプラクティックでは、何が原因で痛みを起こしているのかを確認し治療を行います。
顎の不調が頭痛や肩こりにつながることも多いです。おかしいなと思ったらカイロプラクティックを受けましょう。