子供の姿勢の見方
ご無沙汰してます。久しぶりの投稿です^ ^
先日、ご縁があって埼玉のスポーツ日本一を目指す幼稚園、小寺学園にて【子供の姿勢の見方】についてお話をさせていただく機会を頂きました。
かねてから子供の姿勢について伝えていかなければなと思っていたところ、リガーレ に来院されている小寺崇聖先生が、プロの総合格闘家であり、運動理論を真剣に学びスポーツに特化した最強幼稚園の園長先生である!ということを知り、この度お話しさせていただくこととなりました。
今回、幼稚園の先生に子供も姿勢の歪みがあるということを伝えるということが目的でした。
子供は小学生に上がるまでに何千回と転んでいます。そのうちの1割は激しく転倒していると言われています。
大人が強く転んだり、捻挫をしたら痛みをかばうようにびっこを引いて歩いたりします。
いわゆる代償動作と呼ばれるものです。
この代償動作によって新たな障害が起こり始めます。
子供は七転び八起きで転んでもすぐに治るわけですが、痛みをかばう動作は大人と同じように起こっています。
痛みは引いて歪みが残るということが起こっています。
今回の講演では10人弱のお子様の姿勢を見させていただいたのですが、半数以上が僅かでも歪みがあり正しいとされる姿勢で立つことができていませんでした。
右肩が前に出ていたり首が傾いていたり反り腰であったり、背中が丸まっていたり、巻き肩であったり、そくわん傾向がある子もいました。
ほんの10人弱の子供しか見ていないのにこれだけ歪みがあるのか!と、このことには私も驚きました。
普段来院される子供は何らかの症状をもって来院するので、歪みがあるのは想定内なのですが、
何の痛みも障害もない4〜6歳ほどの子供たちにもう既に歪みが存在しているのだなと。
これが氷山の一角だとしたらどれだけの子供達に歪みがあるのだろうか。
これから少しずつ成長していく中で歪みを許容して大きくなっていくのだと思いますが、歪みをチェックし、修正しながら成長していくのと歪んでいることを知らずに何にも修正を加えずに成長していくのとでは大きく違ってくるのではないかなと思います。
子供たちを教育していく現場で先生が姿勢に関して正しい知識をもって簡単な修正方法を学び、子供たちに提供することができたら、これから成長していく子供たちにとってとても有益なことではないかなと思っています。
今後も姿勢の大切さについてお話をしていく機会を作っていかなければいけないなと感じた次第です。
改めて小寺先生、スポーツ日本一を目指している幼稚園でお話をさせていただく機会を与えていただき、ありがとうございました