横浜にあるリガーレ・カイロプラクティックは数多くのメディアにも紹介されている整体院です。

現在、産後2ヶ月。

産後数日後から左のお尻から膝裏あたりまでにかけて痛みが出現しました。トコちゃんベルトを使用していて少し楽には感じていましたが、ある朝、起き上がって歩こうとした際に痛みが再発。その後は歩いていても痛みが出るときと出ないときがあり、特に朝がつらい状況が続いていました。

痛みは「特定の動作で出る」というよりも、不意にズキッと痛むという表現が近く、出産後の骨盤矯正をしてくれる治療院をインターネットで探し、リガーレカイロプラクティックに来院されました。

＜初診時の状態＞

・前屈や後屈などの可動域検査では痛みなし

・片足立ちでも痛みはなし

・左臀部筋（お尻の筋肉）の緊張が強い

・右股関節を支える筋肉にも緊張あり

・骨盤の左側が下がっている状態                                                                           

〈施術と経過〉

骨盤の歪みにより左臀部の筋肉に負担がかかって痛みを引き起こしていると判断し、

初回は骨盤矯正を中心に、骨盤周囲の筋肉を緩める施術を行いました。施術後の検査でも痛みは確認されなかったため、1週間後の再来院を提案。その間は日常生活の中での変化を観察していただくことに。

2回目は1週間後に来院。

「治療の翌日に筋肉痛のような痛みがあったが、その後はまったく痛くなくなった」とのことで、症状は大きく改善。

現在は肩こりのケアを時々行う目的で通院中です。

このように、産後の骨盤の歪みが原因となって筋肉に負担がかかり、痛みにつながるケースは珍しくありません。

骨盤矯正によりバランスを整えることで、症状の改善が期待できます。

担当：日野 コメント

今回のケースでは、骨盤の歪みが原因で左側のお尻の筋肉（臀部筋）が過度に緊張し、痛みを引き起こしている状態でした。

症状は左側に出ていましたが、骨盤矯正のみでは左臀部の緊張が取り切れず、あわせて右の股関節を支える筋肉を緩めることで、左臀部の緊張がやっと緩みました。身体は全体のバランスで成り立っているため、痛みが出ている側だけでなく、反対側の筋肉や関節も注意深く見る必要があります。

産後は骨盤が不安定になりやすく、腰痛・お尻の痛み・股関節の痛みなどが出やすい時期です。

骨盤矯正を含め、早めのケアを行うことで、産後特有の不調をスムーズに乗り越えることができます。